ヘッドハンター直伝「成長し続ける人」見抜く質問 世界が求める「悪ガキ」はリスクを大切にする
リスクをとれる「悪ガキ」が求められている
突然で恐縮ですが、1つ質問をさせてください(これは「成長し続ける人を見分ける質問」ではないのでご安心ください)。
日本語の「挑戦」という言葉を、英語で言うと何になるでしょうか?
多くの方が「Challenge」とお答えになるでしょう。もちろん、この回答自体は間違ってはいません。もし、高校や中学のテストで同じ問題がでたら、間違いなく「〇」がもらえます。
しかし、仮に私がビジネスパーソンを対象とした講座の講師だとしたら、「Challenge」という回答には物足りなさを感じます。
私が期待したい回答は「Risk-taking」です。なぜならば、今の時代のビジネスパーソンにとって必要とされる「挑戦」とは、困難なことに挑むことにとどまらず、「リスクをとること」にほかならないからです。
冒頭からこのような唐突な質問をさせてもらったのは、「リスクをとれること」が、いま、世界が求めているリーダー、つまり私の言う「悪ガキ」的リーダーの特徴の1つだからです(参考:「上司にしたくない人」ほど出世しがちな残念理由)。
いま、グローバルで求められる人材は、日本企業で評価されるような「優等生」ではありません。むしろ逆に、古い日本の組織では排斥されてしまうような、「悪ガキ」とも呼べるタイプの需要が高まっているのです。「リスクをとれる」のは、「悪ガキ」的リーダーが持つ大きな特徴の1つなのです。
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