「親の愛情不足」感じる子に効果的な接し方TOP5 「しなさい言葉」に要注意!親も息抜きしよう
現代の日本は、子どもが愛情不足になりやすい
子どもは、「親からの愛情」に敏感です。なぜなら、まだ1人ではできないことがたくさんあるからです。たとえば幼少期の子どもの場合、自分ではご飯が作れません。どうしても唐揚げが食べたいときは、親に頼むしかないでしょう。
ここですぐに作ってくれたら子どもは喜び、「自分は親から愛されている」と感じます。一方、親が作ってくれなかったら、子どもは悲しい気持ちになります。その結果、「もしかしたら自分は親から愛されていないのかもしれない」と感じてしまうのです。
もちろん、親に悪気はありません。たまたまやることがあって、たまたま作れなかっただけかもしれないからです。しかし幼い子どもほど、親の状況を理解できません。無意識に、「自分の要求(甘え)を聞いてくれない」=「自分は愛されていない」と感じてしまうのです。
思春期の子どもは、幼少期の子どもと比べると少しは理解できます。ただ、どれだけ仕事や家事が忙しかったとしても、あまりに自分の要求を聞いてくれないと同じように感じてしまうのです。
ここまで読むと、「子どもの愛情不足」=「要求を聞いてあげられなかった親がすべて悪い」と感じてしまうかもしれません。しかし、これは違います。というのも、ほとんどの親が仕事、家事、子育てを両立しています。昔のように「専業主婦(主夫)として、子どもにたくさん向き合える親」は、少ないでしょう。つまり、現代の日本は、時代的に子どもが愛情不足になりやすいのです。
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