「親の愛情不足」感じる子に効果的な接し方TOP5 「しなさい言葉」に要注意!親も息抜きしよう
もしお子さんが学校でいじめられていて「今日は学校に行きたくない」と言ったら、どうしますか? 間違っても「頑張って行きなさい」とは言ってはいけません。サボっているわけではないからです。学校にいることが苦しく、親に助けを求めている状態と考えるのがいいでしょう。これはいじめだけではなく、友達にからかわれている、学校の先生からひどい言葉を言われているなどのトラブルも同じです。
子どもがこういった状況になったら、何が何でもお子さんを守ってあげることが求められます。もしいじめを受けているなら「それは、許せないね。お母さん、今日学校の先生と話をしてきてもいい?」という感じで子どもに許可を取り、先生に相談するのです。お子さんを守れるのは、親だけだからです。こういった姿勢に、子どもは愛情を感じます。問題が解決すれば、また学校にも行けるようになるはずです。
解決策を伝えたくなっても、そこはぐっと我慢
いじめほど辛いことが起こらなかったとしても、友達と喧嘩したり、先生から叱られたりすることはよくあるでしょう。イライラするときもあるはずです。そんなときは、子どもの話を聞いて、なだめるのがいいでしょう。たとえば「お母さん、今日○○君から、こんなにムカつくこと言われたんだよ」と子どもが言ったら、「そっか。それはイライラするね」という感じで、子どもの気持ちに共感することがポイントです。
解決策を伝えたくなっても、そこはぐっと我慢。子どもは、アドバイスではなく、ただ話を聞いてもらいたいだけだからです。ひたすら気持ちに共感し、落ち着くようになだめるのです。子どもから「お母さんならどうする?」と意見を求められたときだけ、アドバイスしてもOKです。
仕事が忙しくなったり、夫婦喧嘩が増えたりすると、ついイライラしてしまうと思います。すると、家にいるときの表情が暗くなってしまうかもしれません。しかし、愛情不足の子どもに接するときには、表情に気をつける必要があります。イライラした表情で接すると、子どもは無意識に「自分は親から怒られている」「お父さんは私と話したいと思っていない」と感じてしまうからです。その結果、子どもと接するだけで愛情不足が悪化してしまいます。
そこで、多少疲れがたまっていたとしても、最低限子どもと接するときは笑顔を意識するのがいいでしょう。かける言葉も、できるだけ明るい話がいいです。ちょっとした違いですが、こうすることで、親のイメージがよくなります。子どもも「お母さんと話しているだけで、元気になる」「お父さんと話すのは楽しい」と感じるはずです。子どもから話しかける頻度が増えたり、ただ話をしているだけで愛情不足も解消できたりするようになります。
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