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「非東急」が続々侵食、渋谷の再開発めぐる大混戦 西のフロンティアに群がる国内デベロッパー

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かつてはオフィス街として一等地ではなかった渋谷が大変貌。都心に残されたフロンティアをめぐって、激しい争奪戦が繰り広げられている。

道玄坂沿いの新大宗ビルなど、7棟の開発が始動(写真:記者撮影)

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既存ビルへの買収・転売などで熾烈な競争を繰り広げる不動産ファンド(詳細は6月23日配信記事:エイベックスビル売却、裏にあった幻の「プランB」)。それをよそに、国内デベロッパーが注力するのが「再開発」だ。
複数のビルや住宅をまとめて大きな複合ビルへと開発する事業で、収益化には時間がかかる。だが、駅前などの一等地で競争力の高い高層オフィスビルなどの不動産を開発すれば、デベロッパーはそれらを賃貸・売却して収益を得ることができる。
再開発はデベロッパーの収益柱となっているが、さらなる成長のためにはつねに新たな開発案件を探さなければならない。都市機能が成熟しつつある都心部で、いまだに開発余地の大きい都市が「渋谷」と「八重洲」だ。いずれも各デベロッパーが続々と再開発に参入し、混戦模様となっている。

模型の世界では「なかったこと」に

東急グループが2012年に開発した、渋谷駅直結の複合ビル「渋谷ヒカリエ」。11階のオフィスロビーの片隅に、駅周辺の街並みを再現した模型がある。小さなビルや路地裏まで再現した精巧な作りだが、目を凝らすと実際の街並みとは異なる部分に気づく。

例えば、2019年にヒューリックなどが建て替えたはずの「渋谷パルコ」は、建て替え前の姿のまま。2020年に三井不動産が渋谷区の公園を再開発した商業施設「ミヤシタパーク」もなく、模型の中では開発前の公園が広がる。

一方で、2019年に東急グループが開発した超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」は、模型の中心で燦然(さんぜん)と輝く。「非東急」が手がけた再開発は、模型の世界ではなかったことにされているのだ。

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