大人が今の若者を嘆くのは、呪いに侵されてるから 古い悪習は引き継がず、自分の代で断ち切るべき

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上司やベテラン社員もかつては「若者」だったはずです。どうして自分と同じ思いを部下にもさせようとしてしまうのでしょうか(漫画:筆者作成)
若手社員と、上司やベテラン社員との世代間ギャップは、いつの時代も言われる大きな課題です。世代間ギャップはどうすれば解消できるのか。大手ゲーム会社から独立し、著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが、自身の経験を基に、その対処法について解説します。

自分も上司に合わせたから、今の若者も合わせるべき?

(漫画:筆者作成)

「今時の若者は……」よく、そんな言葉を聞きます。でも、今は年齢が高くて役職に就いている人も、昔は新人で若かったはずです。

会社でも人生でも気持ちが変わる瞬間があります。年齢を自覚する節目のときや、大きな責任を背負うようになったときです。新人から中堅になったり、役職に就いたり、結婚して家族ができたり、30歳とか40歳とかの数字の区切りであったり。そのときにどう変わるかは自分次第です。

私の周りにも何かを境に価値観の変わった人はたくさんいます。

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