新幹線延伸で大盛況の予感、福井ご当地鉄道事情 敦賀駅は関西と北陸をつなぐ「鉄道の要衝」

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125系電車が活躍する小浜線。リアス式海岸の車窓がみどころだ(撮影:鼠入昌史)
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新幹線を待ち望んでいる県がある。

西九州新幹線の開業を秋に控えている長崎県もそうだし、四国の各都市だってそうだろうが、やはり何よりも新幹線を待ち望んでいるといえば、福井県だろう。

新幹線がやってくる

福井県は、富山・石川と同じくくりで“北陸三県”の扱いを受ける。ところが、北陸新幹線は2015年に石川県は金沢市まで到達したものの、福井県にはまだやってきていない。北陸新幹線の敦賀延伸、すなわち福井県にやってくるのは2024年春の予定だ。

北陸新幹線が福井県内に延びてくれば、東京から福井まで乗り換えなしで3時間程度でやって来られるようになるだろう。そうなれば、福井県内に目白押しの観光地は大いににぎわって、新幹線の恩恵を大いに受けられるはず……。

実際にそうなるかどうかは新幹線が来てからでないとわからないが、少なくとも金沢を中心として石川県が新幹線効果で大いに盛り上がったところをみれば、かなり現実的な可能性なのではなかろうか。

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