Androidスマホの「空きスペース」を増やす裏技 「不要なアプリ」「重要度が低いデータ」を整理

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不要なファイルを探したいときに便利なのが、「Flies」というグーグル純正アプリだ。すべてのAndroidスマホにプリインストールされているわけではないものの、アプリはGoogle Playに公開されているため、内蔵されていない場合はインストールすることが可能だ。Filesを開き、画面下の「削除」というタブを選ぶと、削除したほうがいいファイルの候補を表示してくれる。

ストレージ使用量の多いデータや不要なデータの削除を提案してくれるアプリ「Files」(筆者撮影)

検証に使用した「Pixel 5a」の場合、アプリが一時的に使用したまま残っている「ジャンクファイル」が、計578KBあるという。消しても大した容量は確保できないので、これはそのままにしておいた。また、古いスクリーンショットが残っている場合も、削除を提案する。メモ代わりに取ったスクリーンショットを後で使うことは少ないので、これは便利だ。筆者のPixel 5aには、7.78MBの古いスクリーンショットがあるようだ。

また、使用していないアプリをここから削除することもできる。アプリによっては本体のサイズの容量が大きく、使っていないなら、ストレージの無駄になってしまう。ほかにも、写真や動画など、サイズの大きなファイルだけを抽出してくれたり、ダウンロードしたファイルを一覧にしてくれたりと、さまざまな角度からストレージを空ける方法が紹介される。

一定期間経過したスクショだけが表示

ただし、古いスクリーンショットやアプリ、サイズの大きなファイルなどの中には、必要なものも含まれている。Filesでは、こうしたデータに関しては、ワンタップで削除するのではなく、ユーザー自身で削除するファイルを選択できるようになっている。例えば、古いスクリーンショットの場合、「ファイルを選択」というボタンをタップすると、取得から一定期間経過したスクリーンショットだけが表示される。ここから、必要なものだけを選び、「ゴミ箱に移動」をタップすると、そのぶんの容量が空くことになる。

こうしたデータは、同じ端末を長く使えば使うほどたまっていく。端末購入当初は、ストレージにも余裕があるかもしれないが、徐々に利用していくうちに、データは増えてしまうもの。内蔵ストレージの少ない端末では、半年に1回や年1回ぐらいにペースを定め、ストレージをお掃除しておくことをお勧めしたい。

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