いったいなぜ、私は私なりにこんなに頑張ってるのにそんなことになっちゃうのか……? ずっとそう悩んできたけれど、実は答えは簡単なことだったのかもしれない。何度でも言うが、そもそもその「お金を手にすれば幸せが手に入る」という思い込みそのものが元凶だったのだ。
だとすれば、これはぜひともこの出口なき困難な時代を生きる皆々様にお伝えせねばならぬ。だってですよ、もしこれが本当なら、つまりは「買う」ことじゃなく「買わない」ことによって人生に必要なもののすべてが手に入ってしまうなら、これは間違いなくトンデモナイことである。資本主義社会をひっくり返すような出来事である。
だって資本主義って要するに「お金主義」でしょ? 身も蓋もない言い方をすれば、お金があれば幸せになれる、すなわちお金がたっぷりあってモノやサービスをふんだんに買うことができれば幸せが手に入るという全員の共通認識のもとに世の中を回していくのが資本主義というものでしょう?
人生の不安がなくなる「セルフ革命」
でも実はそうじゃないんだとしたら?
これはもはや革命ではないか。
そう私はいつの間にか、軽やかに資本主義を制圧していたのだ。マルクスもびっくり。この行き詰まった世の中をひっくり返す「セルフ革命」に人知れず成功したアフロ一匹。
これが正しいことかどうかは別として、少なくとも私は、この革命により人生の不安がなくなった。お金を求め続け、ゆえにお金に怯え続ける人生からの脱却についに成功したのである。いったんそうなってしまえば、人生はなんと自由で軽やかなことか!
ってことで、それが具体的にいったいどういうことなのか、私が思いがけず「買わずに」手に入れた1つひとつを過去59回の連載で縷縷説明してきたわけで、さすがにここまで語りまくればもう大事なところは言い尽くした……と思うでしょ?
はい、大体言い尽くしたと私も思います。
でも。実はまだ書いていなかった、そして非常に大事なことがあと1つだけあるのだよ。
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