中国人は、なぜiPhone好きになったのか

「大きい端末」を投入した途端にバカ売れ

iPhoneが好調な一方、iPadは相変わらず苦戦が続いている。第1四半期のiPadの販売台数は2140万台と、前年同期の2600万台から約18%減った。

マエストリCFOによると、顧客が iPadを新型にアップグレードするのは、iPhoneを買い換えるのより頻度が低いことがわかってきた。こうした中、顧客が総じてiPadに満足していることは喜ばしいとしたうえで、「iPadの将来については自信を持っている」と説明した。

高まるiPhone依存度

クックCEOも決算報告書で、iPadについては引き続き楽観的に考えていると語った。理由のひとつは、iPadを初めて買う顧客がまだたくさんいるからだ。実際、中国でiPadを買う人の7割以上が初めて購入する人々だった。

とはいえ、アップルの将来はますますiPhone頼みになるだろう。iPhoneの売り上げが全売上高に占める割合は足元で69%と、前年同期の56%から大幅に増えた。

「アップル株への投資は、これまで以上にiPhoneへの投資になる」と、サンフォード・C・バーンステインの財務アナリストトニ・サコナギ氏は言う。「好材料は、iPhoneはすばらしいということ。悪材料は現在アップルの売上高の伸びの100%以上をiPhoneが担っているということだ」。

投資家の多くはアップルの売上高がもっと分散化されることを望んでおり、同社がスマートウォッチ市場に参入することに対する期待が高まっている。アップルは27日、Apple Watchを4月に発売する予定だと発表した。

クックCEOはApple Watchを毎日、身に着けていると言う。「これなしではやっていけないほどだ」。

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