「残念な結果」で終わらせないジム・トレの極意2つ 「無理せず」「他人と比べない」がケガ予防のカギ

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子どもの頃、オモチャや欲しいものを買うためにコツコツとお小遣いを貯めた経験があるでしょう。トレーニングはそれとよく似ています。

入会後しばらくは、2~3カ月後に目に見えて現れる成果を楽しみにしましょう。その効果を実感したり、称賛されればしめたもの。モチベーションはさらに高まります。

それまでは貯金箱をのぞき込むような感覚で、重さや回数、歩行距離や消費カロリーなどを前週と比較し、体の奥で起きている変化を実感して自分自身をほめ続けてあげてください。

効果を実感するためには、具体的な数値目標を立てることも大切です。

週に1回、同じ時間に体重計で確認を

多くの方が一番わかりやすい数字といえば、体脂肪率や体重です。体脂肪計付きの体重計はジムにありますが、自宅にもあるとさらによいでしょう。毎日測ってもさほど変化がないかもしれませんが、測るだけでも食べすぎたり飲みすぎたりを抑えるきっかけになります。

少なくとも週に1回、同じ時間に体重計に乗って進捗状況を確認し、効果を目に見える数字で実感しましょう。それがモチベーションの維持につながります。

より自分に合った運動、興味が持てる運動を選ぶことも、モチベーションの維持につながります。

同じ筋トレのトレーニング種目であっても、フリーウエイトよりマシンのほうが技術の要素が排除されているため、高い効果を得られます。けれど、技術を要するフリーウエイトにおもしろさを感じたら、そちらを選択してもかまいません。

集団で行うスタジオプログラムが楽しく、性に合っていて、1人で行うジムでの運動がつまらないと感じたら、スタジオプログラムだけ参加してもよいのです。スタジオプログラムには全身持久力を高めるレッスンだけでなく、ストレッチメインのもの、筋トレメインのものもありますから、クラスを選べばバランスよく体力を高めることができます。

好みに合うレッスンを展開するスタジオ特化型の施設に移ってもよいでしょう。自分を飽きさせないことはとても重要です。

プールにハマったなら、それがメインでもOK。水泳でも短い距離を速く泳げば筋トレになりますし、ゆっくり長く泳げば有酸素運動になります。ただし、水泳では骨密度は上がらないので、週に1回でも陸上の運動を並行してください。

次に、もう1つ意外な急所、ジムでの安全で快適な過ごし方についてお伝えします。実は、トレーニングそのものが原因でのケガはほとんどありません。ケガが起こりやすいのはトレーニングの前後です。

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