「柴犬好き」フランス人が口々に語る大きな魅力 パリで柴犬が流行っているというのは本当か

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フランスに戻り、2人は2匹目を飼うことを真剣に考えるようになりました。今回は日本に行き、国際的によく知られている北海道の有名なブリーダーの札幌加我荘を訪ねました。

アキミよりずっと優しく愛情深いオスのリュウは、2017年10月に成田空港からシャルル・ド・ゴール空港に到着し、生後4カ月で家族の一員になりました(値段は2200ユーロ)。トニーによるとリュウはキャシーにひっついていたそうです。リュウは2人のベッドで寝るようになりました。アキミとリュウはとても仲良しだそうです。

柴犬の魅力は「表情が豊かなところ」

ほかの犬と比べた時の柴犬の魅力について聞いたところ、こう答えてくれました。「柴犬はとても表情豊かです。ある面ではとても独立心が強いのですが、猫みたいに家で寝るのも大好きです」。

トニーとキャシーは、子どもを持つことは人生の優先事項ではないと考えています。でも、幸せと愛は間違いなく優先事項だと言います。2人にとっては柴犬たちとの生活がそれです。

キャシーはブリーダーになりたいと思うようになりました。2人は、フランスでのパイオニアの1人であるサクラ・ケンシャのオードリーに会いました。2人が欲しかったのは、足が短く、目がアーモンド型で、毛が硬いタイプの柴犬。2018年から検討を始め、2021年夏に生後4カ月のメスのサナコを2500ユーロで購入し、迎えました。

キャシーがほかの2匹と1年間過ごしている間、トニーはサナコを連れて両親の元に帰りますが、このことが2人にある影響をもたらしました。14年の交際を終わらせて、別れることになったのです。

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