仕事に価値を見出せない人に共通する三大悪習慣 苦しんでメンタルダウンする人が増えている

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上司から言われた通りに資料を作る、指示を待つなどのやらされ仕事、すなわち「インプット仕事」ばかりしている人は、仕事にモチベーションを感じず鬱になりやすいです。「やらされ感」はストレスのかなりの原因になっていると言われています。

私が Twitterで実施した調査によると、「仕事に楽しさを感じますか?」という質問に対して「いいえ」 と答えた人が「55%」(対象1068人)、「あなたの仕事は、やらされ感or自発的」という質問に対して「やらされ感、受動的」と答えた人が「59%」(対象1000人)でした。

つまり、2人にひとりが仕事に楽しさを感じず、「やらされ感」の中で、受動的に仕事をしているということです。やることはやっているけど会社から評価されないというビジネスマンは本当に多く、インプット仕事が定着してしまうとその理由に気づくことができません。

そうならないために意識して欲しいのは、自分はこの仕事を前向きにやっていると思えるかどうか。少しでも自分らしさを出せているか、こだわりを持ったのはどこか。日々の仕事も流れ作業にせず、ちょっとした工夫をしていくことで、仕事の達成感、充実感がうまれ格段と仕事が楽しくなります。

長く走るためには「70点」でいい

真面目な人は責任感が強く、自分を追い込むので、ある日ぷつっと糸が切れてメンタルダウンしてしまうことが多いです。いきなり100点を目指そうとするので、うまくいかないことがあると次第に憔悴していき、体調不調に陥ります。体調が良くないのにメンタルが良くなることはありえません。

そこで私は、「70点思考」をおすすめしています。まずは30点の力でやってみて、そこから自分の余力と相談しながら50点、60点、70点と近づけていく。勉強も同じで、最初から全教科100点をとろうと意気込むと、プレッシャーが大きくすぐに疲れてしまいます。長く走り続けるためには、まずは平均点を確実に確保することを目標にしましょう。

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