これまでのように「早く結婚を決めなきゃ」「うまく進めなきゃ」と自分にプレッシャーをかける婚活より、気楽にゆったりしたペースで進めたほうがいいと思ったのです。その上で、「慎重になるあまり、相手に合わせるだけでなく、自分の気持ちをどんどん伝えていきましょう」とアドバイス。
ミナミさんは、思ったことをその場で伝えず飲み込んでしまうところがあり、そのストレスが積もり積もって長いこと落ち込んだり、爆発してしまったりするところがあったのです。
私の方針に、ミナミさんも納得しました。
「小学校から私立」に驚いた
お相手の男性はミナミさんと同世代の教員・直樹さん(仮名)。ミナミさんの身内にも教員がいるので、彼女のお母さんもきっと気に入るはずと確信しました。
直樹さんは婚活を始めてまだ2〜3カ月。教員はもともと出会いが少ない上、コロナ前までは部活動などで他校の教員と知り合う機会がありましたが、コロナ禍ではそれも激減。結婚相談所に入っている友人の勧めで2021年秋に入会し、これまで数人とお見合いをしたそうです。
ミナミさんからのお見合いの申し込みに、直樹さんは驚きました。プロフィールに「小学校から私立」と書いてある。「すごいお嬢様なんだろうな」「家は大豪邸なのだろうか」「そんなお嬢様がなぜ僕にお見合いを申し込んできたのだろう」と不思議に思い、興味半分で応じました。まだ番組は放送前でしたし、撮影したことすら知りません。
ミナミさんに会った瞬間の印象は、「すごくかわいい人」。もともとスラッとしたスタイルで可憐な印象ですし、婚活ファッションやメイクもしっかり心得ています。その外見にまず惹かれました。さらに、会話の中で出た「麦ごはん」に大きく心を動かされたそうです。
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