サラダは本来、「野菜のおいしさ」を味わうものです。もちろん忙しいとき、外で食べるときに市販のものを買うのはいいのですが、やはり日常的に食べるサラダは家で作ったほうが、おいしいものです。
「安部ごはん」でも、「魔法の調味料」さえ用意しておけば簡単に作れる「彩りサイコロフルーツサラダ」「余り野菜なんでもコールスロー風」「冷凍野菜の超時短サラダ」などサラダレシピをたくさん掲載しています。「野菜のおいしさ」にビックリするはずです。
ドレッシングも、本当は「作りたて」が一番おいしい
また「そうはいっても、ドレッシングがないと食べにくい」「ドレッシングの味が好きなので、使いたい」という人もいると思います。もちろん、ドレッシングを使うこと自体は否定しません。ただ、そういう人ほど「ドレッシング=買うもの」と思いがちですが、じつは自宅でも「絶品ドレッシング」は簡単に作ることができます。
本来ドレッシングは「作りたて」が一番おいしいのです。作って時間が経つと、擦ったごまや酢の香りが飛んでしまうからです。
「安部ごはん」でも、「どハマりおろしドレッシング」「大人の上品ゆずドレッシング」など、絶品ドレッシングを紹介しています。
手作りドレッシングはおいしいですよ。「安部ごはん」を見て手作りドレッシングを作った人からは「市販のものはもう買えません」という感想をいただいています。とくに「コクのごまドレ」は、ごまの香りに、みなさん感動します。擦りたてを使えばなおさらです。
また、サラダ、ドレッシングを手作りすれば食費の節約にもなります。
私の持論でもあり、「平気で『おにぎり』を買う人が知らない残念な真実」で書いたことですが、惣菜は「手間賃産業」です。原材料に対して、作る手間が大きく乗って、最終価格となるわけです。
サラダは、「加工度が低いから、自分で作ろうと思えば、作れる食品」です。わざわざ「手間賃」に高いお金を払わなくても、自分で作れば安上がりで、しかもおいしいサラダを作ることは十分可能です。
そして、もし経済的に許すならば、昔ながらの「在来種」にこだわる有機農法の野菜や自然栽培の野菜は、やはり風味がよく、栄養価も高く、おいしいものです。
「在来種」とはタネを自分で採種し、土地に合うように変化した作物のタネのこと。在来種の有機栽培に取り組んでいる農家の野菜は、昔ながらの野菜本来のおいしさ、風味を感じて懐かしく思います。
「有機野菜は高くて買えない」という人もいるかもしれませんが、じつは「コンビニのサラダ」や「カット野菜」を買い、市販の「ドレッシング」をいつも使うほうが、結果的に高くつくことは意外に多いものです。
作ってみればおわかりと思いますが、時間も手間もビックリするほどかかりません。それに、サラダをよく買って食べる人の中には「自分や家族の健康」を意識している人も多いはず。
ぜひ、家庭で「少しの手間」でできる手作りサラダで「野菜本来のおいしさ」を味わいつつ、「本当に自分や家族の健康につながるサラダ」を楽しんでいただきたいと思います。
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