ミトコンドリアを活性化「だる消しスープ」レシピ 自己流の「だるさケア」が間違っているワケ

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さらにコエンザイムQ10は、活性酸素を撃退するSOD酵素とともに、老化や疲れを引き起こす酸化ストレスを軽減させることにも一役買っています。

まさに、体のエイジングケアのためにとても大切な栄養素。

当然、コエンザイムQ10が不足すれば、ATPの産生システムがうまくいかず、体はエネルギー不足になってしまいます。

そして残念なことに、体がつくり出すコエンザイムQ10の量もまた、20歳くらいをピークに減っていくと言われています。

そこで、「だる消しスープ」の出番。

1日1杯でミトコンドリアを活性化させる「だる消しスープ」(写真:アスコム)

だる消しスープの材料であるサバ缶、蒸し大豆、みそには、コエンザイムQ10が含まれているからです。

とくにサバは、タンパク質やカルシウム、ナトリウムも含んでいますし、EPA、DHAというオメガ3脂肪酸も含んでおり、これらは体内の炎症と副腎疲労を抑える働きがあります。

<だる消しスープの主要材料>
・ サバ缶 
コエンザイムQ10と同様に、ミトコンドリアがATPを産生する際に必要なマグネシウムも含む。
・ 大根
辛み成分のイソチオシアネートや消化酵素のオキシダーゼによって栄養の消化吸収を進め、ミトコンドリアが働きやすい状態に。
・ まいたけ
低カロリーでビタミンB群・D、亜鉛などのミネラル、食物繊維がたっぷり。亜鉛は不要な活性酸素を除去し、ミトコンドリアのエネルギー生産を強化する。
・ 蒸し大豆
年齢とともに深刻化するたんぱく不足を解消。ミトコンドリアを活性化するPQQ(ピロロキノリンキノン)も多く含む。

さらに、みそ、しょうゆ、酢を加えることで栄養源を補強するとともに、味わいもよくなります。

10分でできるだる消しスープの作り方

それでは、だる消しスープの作り方を紹介しましょう。

●材料(10杯分)※1杯あたり75〜80g
・ サバ缶…1缶(190g)
・ 大根…300g
・ まいたけ…1パック(約80g)
・ 蒸し大豆…100g
(A)
・ しょうゆ…30g
・ みそ…50g
・ 酢…小さじ2
●作り方
① 大根をおろし器ですりおろす。 ※大根のおろし汁はすべて使う。
② まいたけはみじん切りにし、電子レンジ(600W)で2分ほど加熱する。※レンジにかけるときは平らな耐熱容器に入れてふんわりラップをかける。レンジがない場合は、フライパンに入れてふたをし、中火弱で2分蒸す。
次ページ小分けにして冷凍保存、お湯で割るだけ
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