「14×17」電卓なしでパパッと暗算する超簡単な技 子どもから大人まですぐに使える「おみやげ算」
「税込14万円のパソコンを17台納入したい。総額はいくらになるかな?」と、取引先の社長から聞かれたとき、「税込238万円です」と瞬時に答えられたらスマートですね。
一方、スマホを取り出して、電卓アプリで計算するのはスムーズとはいえないかもしれません。万一、手元にスマホや電卓がないとき、筆算で解こうとするのも大変です。筆算するためには、紙とペンが必要です。そして、筆算の式を紙に書いて、数をかけて、足して……と時間がかかります。
「9×9」までの計算なら「九九」によって瞬時に答えられますが、「14×17」のように、九九の範囲を超えると、電卓や筆算に頼らざるをえないことが多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、誰でも簡単に19×19までを暗算できる「おみやげ算」という計算法を紹介します。
計算方法はいたってシンプル
計算法と聞いて身構える方もいるかもしれませんが、その方法はいたってシンプルなので安心してください。少し慣れれば、即戦力の計算法として使うこともできます。「おみやげ算」とは、次のような方法です。
① 14×17の右の「17の一の位の7」をおみやげとして、左の14に渡します。すると、14×17が21×10(=210)になります(14+7=21、17-7=10により、21×10)。
②その210に、「14の一の位の4」と「おみやげの7」をかけた28をたした238が答えです。
これで、「14×17=238」が計算できました。「十の位が1の2桁の数どうしのかけ算」は、おみやげ算を使ってすべて計算できます。もう一例、試してみましょう。
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