「ロゴラマ」は企業メッセージに対する答えだ プロデューサーのユーゴ・アラール氏に聞く

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――ストーリーから丸ごと制作にかかわったのですか? それともCGの部分だけを請け負ったのですか?

すべての過程にタッチしました。監督は演出面から登場人物をどう動かすかを考え、それをこちらでモンタージュにはめ込んでいきます。登場人物は3Dにして動きを付け加える。それをシークエンス(小さいなカットなどの連続したもの)と結合させる。米国の有名なフィルムからも一部分を抜粋した。そこには、さまざまな技法を駆使することで、ミクロスのアニメーション技術を知らしめよう、という意図も含まれています。

宮崎駿監督作品の大ファン

――どこかの映画館などで上映は行われたのですか?

それはありません。DVD化の話もありません。映画祭での上映だけです。あとはフランスの有料テレビ放送「カナル・プリュス」向けに配給しました。

――「ロゴラマ」には日本企業のロゴもかなり出てきていますね。

おそらくそうでしょう。実は探してみないとよくわかりません。何回も見ていますが、そのたびに新しい発見がありますから…。

――この会社のロゴやブランドを使って欲しかった、というのはありますか?

「ミクロス・イマージュ」のものをお願いしたかったですね(笑)。

――ところで、お気に入りの日本のアニメは?

宮崎駿監督作品の大ファンです。映画では北野武監督の作品がとても気に入っています。

大坂 直樹 東洋経済 記者

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おおさか なおき / Naoki Osaka

1963年函館生まれ埼玉育ち。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。生命保険会社の国際部やブリュッセル駐在の後、2000年東洋経済新報社入社。週刊東洋経済副編集長、会社四季報副編集長を経て東洋経済オンライン「鉄道最前線」を立ち上げる。製造業から小売業まで幅広い取材経験を基に現在は鉄道業界の記事を積極的に執筆。JR全線完乗。日本証券アナリスト協会検定会員。国際公認投資アナリスト。東京五輪・パラにボランティア参加。プレスチームの一員として国内外の報道対応に奔走したのは貴重な経験。

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松崎 泰弘 大正大学 教授

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まつざき やすひろ / Yasuhiro Matsuzaki

フリージャーナリスト。1962年、東京生まれ。日本短波放送(現ラジオNIKKEI)、北海道放送(HBC)を経て2000年、東洋経済新報社へ入社。東洋経済では編集局で金融マーケット、欧州経済(特にフランス)などの取材経験が長く、2013年10月からデジタルメディア局に異動し「会社四季報オンライン」担当。著書に『お金持ち入門』(共著、実業之日本社)。趣味はスポーツ。ラグビーには中学時代から20年にわたって没頭し、大学では体育会ラグビー部に在籍していた。2018年3月に退職し、同年4月より大正大学表現学部教授。

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