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オープンハウス「ドブ板+AI」営業のすごみ 住宅新興の勢い加速

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オープンハウスグループの爆発的成長の原動力は何か。その源である営業部隊の最前線を追った。

「行こうぜ1兆!」。勢いのあるスローガンを掲げ、2023年9月期の売上高1兆0500億円を目指しているのがオープンハウスグループだ。都心部を中心に狭小戸建て住宅を販売し、急成長している。

21年9月期の売上高は、前期比4割増の8105億円。「1兆円超え」を視野に入れる。21年1月に、創業者をめぐる横領事件(無罪判決が確定)で信用補完が必要だった持ち分法適用会社のプレサンスコーポレーションを連結子会社化していることも売り上げ拡大の一因だ。

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創業は1997年。不動産仲介業としてスタートした(下表)。最近は分譲マンションの新築・販売、賃貸マンション・賃貸ビルのリノベーションも進める。だが、今も狭小戸建てが成長のエンジンであることに変わりはない。

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