日本食が欲しければバンコクまで買い出し--バングラデシュ駐在員を取り巻く生活環境と現地習慣
ダッカからインドに行く空港の出発ロビーのレストランに入ったときのことです。空港内には祈祷ブースがいくつもあり、店内は空いていたのですが、祈祷時間が終わると一斉にレストランに客が入ってきました。店内は、白いサルワール・カミーズ(イスラムの服)を着た人たち一色になり、圧倒されたのを覚えています。時期はもう少し後のはずなんですが、サウジアラビアへの巡礼に行く人たちでした。
サウジとの結びつきの強さはいろいろなところで感じます。インドより東ですが、イスラムである分、アラブの雰囲気もあります。
--なるほど、確かに日本人にとっては慣れないことかもしれませんね。
現地の習慣については適当に対応して慣れるほかありません。食や住環境など日本人の生活環境については不便さがありますが、今後の進出拡大に合わせて少しずつよくなっていくのだと思います。
(聞き手:東洋経済HRオンライン編集長:田宮寛之 須貝氏撮影:尾形文繁)
すがい・しんいち
1973年生まれ。法政大学英文科卒業。外資系IT企業、インド関連コンサルティング会社にて取締役として事業の立ち上げ等を経て、現在はネクストマーケット・リサーチ代表取締役。中小企業診断士。
ネクストマーケット・リサーチ
インド・バングラデシュなど南アジアの企業・金融・経済情報の提供のほか、進出支援コンサルティング、インターネット関連事業などを行っている。
http://nm-research.com
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