株式以外で投資対象になる商品はあるのか。専門家たちに尋ねた。
個別株や投資信託への投資の経験を積んだ、50代以上の運用経験者。腕試しも兼ねて、株式以外の商品にも投資したいと思うときがあるはずだ。さて、トライできる運用対象はあるだろうか。
「慣れているからこそ運用の目的が曖昧になり、遊び感覚になっている人が多い印象を受ける。もしくは、得意分野の情報に偏り、逆に情報弱者のような状態になることもある。結果、安易な話に乗って後悔するケースがある。この年齢だからこそ、慎重に取り組んでほしい」とクレア・ライフ・パートナーズ代表の工藤将太郎氏は話す。
50代は親の介護費や子どもの教育費など、お金の悩みが増えていく時期。だからこそ、自身の老後も見据えてライフプランやマネープランを立てないといけない。1人で考えるのが不安なら、専門家に相談するのもよいだろう。
フィナンシャル・ウィズダム代表の山崎俊輔氏も、「以前なら、50代は投資をクロージングし始めるイメージだったが、今は人生100年時代を迎えつつある。実際のところ、株を保有している年金生活者は多い。運用を終わらせる必要はなく、むしろ引き続き取り組みたい年代」と言う。
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