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目標は「65歳までに2000万円」余裕資金は株投資へ Part2|50代でも間に合う! リスクを克服する大人の投資術

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大事なのはバランス。預金、株式、外貨に分散しておくのがよい。

(イラスト:髙栁浩太郎)

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老後資金に不安を感じている人は多い。「老後資金は1億円必要だ」と言われれば不安になるのも当然だが、普通の人は何とかなるので過度な懸念は不要だ。今の高齢者の多くは現役時代に1億円も持っていなかったけれども何とかなっている。将来の高齢者の多くもそうなるだろう。

年金だけでは老後の資金が2000万円足りない、という金融庁の報告書が昨年話題となったが、これは誤解である。「人々は年金に加えて2000万円を老後資金に使っている」が正しい。

その違いは、「必要」なのか「最低必要金額に加えてささやかなぜいたくを楽しんでいる」のか、である。「平均的な高齢者」は「年金だけで暮らせるけれども、老後資金が2000万円あるので、それを使ってささやかなぜいたくを楽しんでいる」というわけだ。

標準的なサラリーマン(公務員、サラリーウーマンなどを含む、以下同様)は、専業主婦(夫)との2人の合計で毎月22万円程度の公的年金が受け取れる。ぜいたくをしなければ、老後の生活は年金だけで何とかなるのである。

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