節約は、効率よく削れる部分を見つけることと、無理なく生活に定着させることが重要である。例えば20代、30代の人たちが、今日から節約を始めようと考えると、大抵はランチを少し安いものにしよう、飲み会で2軒目に行くのは
やめておこうなど、わかりやすい出費から節制しがちだ。もちろんそれも必要なのだが、食費や交際費などを大きく削ろうとすると我慢を伴うため、ストレスで長続きが難しくなる。節約の順序としては、光熱費や通信費の基本料金といった固定費からまず見直そう。
一度の見直しで節約が継続し効果が大きい通信費は、最初に手をつけたい部分である。つい先日も、政府が携帯電話料金の値下げを事業者に求めるという報道があったが、過去10年ほど同じようなニュースが繰り返しあっても、変化は2年縛りの違約金が安くなった程度。消費に占める移動電話通信料の割合は右肩上がりだ。
そこで検討したいのがMVNO(仮想移動体通信事業者。格安SIM・格安スマホ)だ。MVNOの場合、デュアルタイプ(音声通話+データ通信)が月6ギガバイトの契約で2000円程度。大手キャリアのプランと比較すれば安さは歴然。しかし、MVNOの契約数は、携帯電話契約数全体の1割にも満たない状況である。乗り換えが進まないのは、MVNOはサービスや質が大きく劣るのでは?という先入観、端末を買い替える必要があるのでは?という勘違い、単純に手続きが面倒くさい、などの理由がある。しかし、一度見直せば節約効果は絶大だ。
光熱費も大本からの見直しをまず考えてほしい。電力もガスも自由化で多くの事業者が参入しており、さまざまな料金プランを選べるので、比較サイトなどで自分に合ったプランを見つけたい。
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