12月16日発売予定の『会社四季報』最新号の業績予想を先取り。3つのランキングで有望銘柄を選ぶ。
過去最高益を上回る絶好調が続く企業 40
株価は企業価値を反映する。企業価値を端的に表すのは業績。だから株式投資では業績への注目が欠かせない。とくに過去最高益になれば、株価の高値更新も期待できる。そこで注目するのが最高益更新率ランキングだ。
12月16日発売予定の『会社四季報』2021年新春号(小社刊)は全上場企業約3800社の業績予想を掲載する。その予想を先取りし、最高益更新率でランキングしたのが下表だ(四季報の制作過程で変わることもある)。
1位はスマートフォンなどの情報端末をクラウドで一括管理するオプティム。テレワーク化を進める企業や学校で需要が急拡大している。開発費を増やしても大幅増益が見込め、来期も勢いは続く。
3位は動画配信サービスのJストリーム。コロナ対策で、医薬の講演会、株主総会、販促会議などのライブ配信が激増。大量採用や賞与増額による人件費増をこなして最高益を大幅更新する。
■ 最高益更新率ランキング
利益予想が上振れしている企業 50
企業価値の変化に応じて株価は動く。業績が上方修正されれば株価も上向くことが期待できる。下表は『会社四季報』21年新春号の上方修正率ランキング。今期純利益の予想が、3カ月前に発売した『会社四季報』20年秋号での予想に比べ、どれだけ上方修正されたかを示している。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら