株価に織り込まれていない業績予想の上方修正を最新四季報で探す。
株価はサプライズに反応する。最もわかりやすいサプライズが業績予想の上方修正だ。
四季報記者は上場全社を少なくとも3カ月ごとに取材している。業界他社の動きなども踏まえ、最新の情報で、各社の業績を予想する。四季報の独自予想は会社公表値と異なることもあり、株価にまだ織り込まれていない可能性がある。そんな四季報予想ならではの投資チャンスを、下表の「四季報強気99」ランキングで探そう。
注目するのは本業の儲けを示す営業利益の今期予想だ。3つの条件を付けている。1つめは、四季報予想が、3カ月前発売の四季報前号の予想に比べて上方修正されていること。2つめは、最新の会社計画より四季報予想のほうが強気であること。3つめは、その会社計画が3カ月前より上方修正されていることだ。
つまり、3カ月前に比べて会社自身が強気になっており、さらに四季報予想はそれを上回る形で強気になっている、ということ。
こうした銘柄を、四季報予想と会社計画との差でランキングしたのが下表。額の大きさで並べたのが「乖離額大49」、率の大きさで並べたのが「乖離率大50」だ。
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