配当を株価で割って計算する配当利回りの高い銘柄をランキングした。ただし、利回りの計算に用いる今期配当は予想値。業績悪化などで、予想した配当が実現しない可能性もある。ここでは自己資本比率20%以上、今期予想純利益10億円以上、時価総額200億円以上という条件を付けて、財務や業績の堅い企業を選んだ。
また、今来期減配予想がない、つまり今期配当予想が前期と同水準以上、来期配当予想も今期と同水準以上の企業に絞り込んだ。
1位は日本製鉄。2位はジェイ エフ イー ホールディングス。いずれも鉄鋼大手で、配当利回りは9%を超える。この高利回りは株式市場で人気がない証拠でもある。
日本製鉄について四季報は、前期10円だった配当が、今期165〜175円へ急増すると予想する。会社は期末配当を公表していないが上期に70円配を実施済み。11月に業績を上方修正しており、利益は回復傾向が続く。配当性向30%を目安としていることから大幅増配は可能とみる。
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