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SNSとテレビをフル活用、お金を呼び込む情報収集術 30代と50代で違うアプローチを

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投資において重要なのは情報収集である。プロのノウハウとは…。

トランプ氏が大統領に選出された2016年、多くの論者が「こんな人が大統領になったら、世界経済は大混乱に陥る」とみていた(ロイター/アフロ)

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投資において情報がカギを握ることは論をまたない。正しい情報に基づいて判断しなければ投資がうまくいかないのは当たり前のことだが、情報を正しく見極めるのは意外と難しい。世の中には、特別な情報源を持っていないと投資で成功できないと思っている人も多いが、それは根拠のない想像である。卓越した成果を出しているプロの投資家も、弱小の個人投資家も、最大にして有益な情報源は一般的な公開情報である。

筆者は本業の傍ら、20年以上にわたって個人投資家として株式投資を続けてきた。幸いにして、今では億円単位の資産額となっているが、特別な情報を使って投資をしたことは一度もない。近年はインターネットが普及しており、プロと個人との間の情報格差は限りなく縮小している。ファンダメンタルズをベースにした長期投資に限定すれば、機関投資家と個人投資家との間の情報格差は発生しないと思ってよいだろう。

では、公開情報の中から正しい情報を選択するには何が大事だろうか。読者の皆さんは具体的な方法論を期待したかもしれないが、現実は異なる。最も重要なのは自身の感情を制御することである。

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