民主党代表選、錯綜する対立を制するのは?

世代対立、路線対立、政策対立・・・

民主党の代表選は、10年前にも代表を経験した岡田克也代表代行が優勢(写真:アフロ)

12月24日に組閣を終えてからというもの、永田町はほとんど無風状態になった。いや、民主党だけが慌ただしい。代表だった海江田万里氏が衆院選で落選したため、新代表を選出しなければならないからだ。

民主党代表選は1月7日に告示され、18日に投開票される。議員だけでなく、党員やサポーターも参加する代表選だ。

早々に候補として名前があがったのは、岡田克也代表代行、細野豪志元幹事長、前原誠司元外相、蓮舫元行政改革等担当相など。このうち細野氏は19日に、岡田氏は25日に出馬表明した。

蓮舫氏が属する野田グループは岡田支持か

そうした中、23日には蓮舫氏が出馬意欲をツイッターで綴っている。「私は代表選に挑戦します。ハードルは高いです。でも、向き合いたい」。かねてから首相への野心が満々だと言われる蓮舫氏。前回の選挙では衆院への鞍替えも噂された。どん底だった前回の代表選ならともかく、前回の衆院選では民主党は73議席まで回復。今がチャンスと思ったのかもしれない。

そんな蓮舫氏を支持するのは、女性の出馬によって党勢を盛り上げようというグループ。蓮舫氏と同期初当選の林久美子氏などが支持する予定だが、出馬に必要な国会議員の推薦人20名を集めることはできていない状態だ。

しかも蓮舫氏が所属する花斉会(野田グループ)は岡田氏を支持するようだ。そもそも野田佳彦元首相にとって岡田氏は、総理時代に副総理として支えてくれた存在。また2012年9月の代表選で、岡田氏がいち早く野田氏支持を表明してくれた恩義もある。

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