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「使い捨てられる人生」から抜け出す唯一の方法 なんともクセになる「捨てない生活」とは?

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そう、働けど働けどじっと手を見ているあなた! ああこんなに頑張って幸せになろうとしているのになぜ私にはどうしていつまでも「その時」が来ないのか、一体私の何が悪いというのか、これ以上どう頑張れというのか……などと、ふと気づけばクヨクヨと思わない日はないあなた! ここは一度騙されたと思って、この「捨てない生活」を始めてみてはいかがであろうか。

必ずや、そのようなクヨクヨや人生の先行きへの不安のカタマリが、いつの間にかモヤーンと溶けていって、ふと気づいた時には「そういえば、そんなことでクヨついてたこともあったっけ」と懐かしいような思いにかられる……はずである。

っていうか私はそうだった。大げさでなく、この「捨てない生活」という新しい生活スタイルを得たことで、わが人生のかなりの部分が救われたと思っている。

無論、最初はそんな大層なことになるとは思っておりませんでした。ただ単にゴミを減らしたいと思っただけである。

でもなぜか、やってみたらとにかく無条件に気持ち良かったのだ。

スーパーの棚からピカピカの箱に入ったティッシュを持ち帰り、天使の羽のような柔らかい紙を使ってはポイ、使ってはポイという「清潔で便利で文明的な都会生活」を継続することをきっぱりとやめ、ボロボロになってもう捨てるしかない下着やらタオルやらを適当な大きさに切って「ウエス(ボロ布)箱」(元靴箱)に貯めておき、ティッシュ代わりに鼻をかんだり、ちょっとした拭き掃除に使ったりという暮らしを始めてみたらですね、不思議なことにそれだけでなんだか心がめちゃくちゃに癒されるんである。落ち着くというか、そこはかとない安心感みたいなものがあるのだ。

「ものを大切にする」ことで変わったこと

これは一体なんだろうと考えて、私はハッとした。

ものを使い捨てないということは、要するに「ものを大切にする」ということである。

縁あって自分のところへやってきた下着やらタオルやらをとことん使い切るのはモチロン、さらにはその後も「第2の人生」としてボロ布として活躍していただき、その上でようやく「成仏」していただく。それはすなわち、最後の最後まで、その人生ならぬ「モノ生」をとことん全うしてもらうということである。

これって……人で言えばめちゃくちゃ理想の人生じゃん!

で、もしや私、このモノたちに自分を投影しているのでは……?

だってこんなふうに、いつだって誰かに必要とされ、喜んでもらって、つまりは存在を認めてもらって最後まで大事にされて生きたいと思っているのは私なのだ。テキトーに便利に使われた後はゴミのようにどこぞへ打ち捨てられて誰からも顧みられない人生なんて、考えただけでゾッとする。

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