今日からできる「お金が勝手に貯まる」3ステップ 新卒時代、ぼくもこの方法で貯められました!
2つめのステップは、「先取り貯蓄」を差し引いた「B口座」のお金だけを使って生活をすることです。
B口座に入れた15万円は「生活費」です。固定費の支払いが済めば、あとは自由に使えるお金です。
最後の1円まで使いきっても、「今月は使いすぎてしまった」と後悔をする必要はありません。
「先取り貯蓄」と対をなすのが、「あまったら貯蓄」です。「あまったら貯金をしよう、あまらなかったら貯金しなくていいや、だって最初からそういうルールだし」と考えることができる、とても甘い設定です。
一方、口座を2つに分ける「先取り貯蓄」では、B口座にあるお金は好きに使っていいルールです。ここで大切なのは、一度つくった決めごとは変えず、継続することです。
「プラスのルール変更」もNG
ぼくの場合は、「毎月の給与と賞与から10万円を副口座に入れる」と決めていました。ボーナス月は余裕があるので、もっと貯金を増やしたいと考えれば、ボーナスのあまりを「副口座」に移す選択もありました。
自分を完全に制御できるのなら、それでも問題ありませんが、往々にして「ルールから外れた行動」は、「ルールとの向き合い方」まで変えてしまいます。それがたとえ「プラスのルール変更」であってもです。
苦しくなったときに、「あのとき、あまったボーナスを貯金したんだから、その分、今回は多めに使ってもいいだろう」と考えるような、気のゆるみが生じてしまいます。
このように、「ボーナス時はあまったお金もすべて貯金する」という一見プラスのルール変更であっても、それが心にスキを生み、お金に困ったときに「今回は特別」と思ってしまうことにつながるのです。
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