今日からできる「お金が勝手に貯まる」3ステップ 新卒時代、ぼくもこの方法で貯められました!
「お金を貯めよう」と思ったら、シンプルかつ効果絶大なのが「先取り貯蓄」です。まずは、「使う目的」と「貯める目的」で、2つの預金口座を用意しましょう。
まずは、AとBの2つの預金口座を準備し、給料を2つの口座に分けて入れるようにします。たとえば、手取り収入が20万円なら、給料日に「5万円をA口座」「残りの15万円をB口座」に分けて入れます。
2つの口座にお金を分ける方法は、「先取り貯蓄」などと呼ばれるものの1種です。お金が入ってきたら、貯蓄分を「先に」取り分けておくからです。
近代の日本で、現金でもらった給料を用途別の封筒に分けていたのが「先取り貯蓄」のルーツだといわれています。
「先取り貯蓄」を誓った社会人1年目
ぼくは、国税局に入った社会人1年目のときに、これを実践していました。本を読んで知ったわけでも、人から教わったわけでもありませんでしたが、自然とやっていました。当時の未熟なぼくでもできた方法なので、みなさんなら、きっと簡単にできると思います。
初任給は手取りで20万円ほどだったと思います。給与の振り込み先を「主口座」のほか、「副口座」も設定できるしくみになっていたので、給与のうち10万円を「副口座」に振り込んでもらっていました。
だから、毎月使えるお金はおよそ10万円で、生活費を差し引いたら、ほとんど残りません。それでも、ぼくは「主口座」だけを使って生きていくことを固く誓い、社会人生活をスタートしました。
当時は研修中で、勤務時間後は勉学に勤しんでおり、ガールフレンドもいなかったので可能でしたが、研修が終わって時間に余裕ができ、毎週末に同期とコンパをするようになってからは、厳しくなりました。それでも、ボーナスを頼りになんとか続けました。
ボーナス時も「副口座」に10万円が振り込まれるシステムでしたが、「主口座」に振り込まれる残りのお金を半年くらいかけて少しずつ使っていき、何のストレスもなく週末を謳歌しながら、貯金を続けていくことができました。
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