10の図表で読む「円高と円安、どちらが得か」

ズバリ長期的には円高が望ましい

菅原氏の近著 『図解使えるマクロ経済学』 では、経済学者たちが生々しく意見を戦わせる知的格闘技の世界を、イラストや図で楽しく解説

日本の対外純資産は世界一と言われますが、英米の対外資産は、その比ではありません。両国は、今世紀、すさまじい勢いで、資産(海外投資)と負債(海外からの英米への投資)を増やしています。国際取引の真の主役は、金融取引です。もはや、輸出(EX)と輸入(IM)は、実物取引ではなく、カネの輸出入を表す記号です。

そして、実物取引ではなく金融取引の視点で考えた場合、株や債券、海外の資産購入、M&Aに望ましいのは、ずばり円高なのです。アメリカが強いドルを容認しているのは、金融取引が主役の時代になっていることを示します。

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8月の金融市場は波乱の展開となった。市場の不安心理を増幅する、貿易の不均衡をめぐる米中対立は激化の一途だ。懸案はそれだけではない。日本や欧州も含め、金利、為替、株、金価格、日本の企業業績など、影響を幅広く検証する。