男性に不満を持つ「韓国女性たち」の容赦ない本音 「男vs.女」バトルが激しさを増す韓国のリアル

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女性の社会的地位が高まり男性を嫌悪する度合いが強まるとともに、「結婚せずに一人で生きたい」として『非婚』を選ぶ女性も増えている。

韓国統計庁によると、2020年現在の統計値では30代人口(662万7045人)中、未婚人口は281万5227人(42.5%)という数字が出ている。30代の未婚率は2015年の比率(36.3%)よりも6.2ポイント増と増加幅が最大となっただけでなく、初めて40%台を超えたのである。

とりわけ30代男性の未婚率は50.8%、30代女性の未婚率は33.6%と、2015年に比べてそれぞれ6.6ポイント、5.5ポイント増えている。男性の未婚率のほうが女性よりも高いが、男性と女性が結婚しない理由はそれぞれ異なる。

異なる男女の「結婚しない理由」

男性の場合は就職難や住宅価格の急騰によりやむなく一家を構えることをあきらめる者が増えた一方で、女性のほうでは、結婚については必ずしもすべきことでもなく、「選択」ととらえはじめている。結婚適齢期を迎え結婚・出産という人生にも意味はなくもないけれども、家庭一筋となるととたんにこれまで社会で積み上げてきたキャリアが断たれ、それは望まない、という女性たちが増えているということだ。

現に、先の統計では、男性の場合2年制または3年制の大卒者の未婚率が27.3%、女性の場合は大学院卒の未婚率が22.1%と、それぞれ最も高くなっている。

韓国だけのフェミニズムが、女性の権利を広げるために大きな役割を果たしたことは事実だ。しかし、そのやり方が過激だったため、男性嫌悪、女性嫌悪を極端に生じさせてしまい、さらには男女間の性的対立に至るようになったということは否定できない。

そして、政界やメディアがフェミニズムによる対立を煽ることもある。女性に対する性的差別、男性中心の社会が完全になくならない現在でも、フェミニズム運動が行うべきことは多い。とはいえ、極端な性的対立ではない、継続可能な方法で女性の権利を高めることができる方法を探すべきだ。これは、韓国フェミニズム運動をこれからも継続させていくための課題でもある。

(翻訳:福田 恵介)

(1日目第2回は韓国で「ショートカットの女性」が攻撃されるなぜ

金 珍児 ソウル新聞東京特派員

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キム・ジナ / Jina Kim

1983年ソウル生まれ。2008年 韓国外国語大学アラビア語学科卒業後、2010年 ソウル新聞に入社、社会部、経済部、産業部、政治部を経て、
2021年から国際部・東京特派員。

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