堀江貴文「すきま時間」最大限活用する2つのコツ 「時間コスパ」を高める方法はシンプルだ

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そして時間コスパを高めるためのポイントは「すきま時間」だ。時間がないと嘆いているひとは、このすきま時間に対する意識が低いのだ。

移動時間、つぎのアポまでの空き時間、相手が遅刻している時間、ランチを注文してテーブルに届くまでの時間、病院での診察の待ち時間。

予定と予定のあいだには必ずすきまがある。ぼくらの日常はすきま時間だらけだ。5分、10分、15分。その細切れの時間を合計すると1日でそうとうなものになる。

あなたはすきま時間を文字どおり、すきまとして無為に過ごしていないだろうか。アプリゲームをやったり、なんとなくヤフーニュースを眺めたり、ぼーっと放心したりしていないだろうか。そうやって時間を無駄にしたあげく時間に追われ、仕事も遊びも家族サービスもままならなくなるなんて滑稽だ。

すきま時間でデートはできない。家族サービスもできない。でも仕事はできる。すきま時間はぜんぶ仕事のタスクで埋めてしまえ。

何でもスマホでやる習慣をつけよ

そのためには、とにもかくにもスマホだ。スマホを最大限に活用する必要がある。いまや大半の作業はスマホで処理できる。処理できないと思っているひとがいるとすれば、それはたんなる無知である。

さまざまなアプリがあり、その機能も日々進化している。文書作成、画像加工、予算管理、発注作業、受注作業、なんでもそのポケットのなかのスマホ1台で片づく。

実際、ぼくはもう長いことパソコンは開いていない。どうしてもパソコンが必要な業務はスタッフがこなしているという側面もあるが、ぼくはかなり込み入った作業であってもスマホで処理している。処理できるのだ。

あらゆる仕事をスマホでこなす。その習慣を身につけよう。いまだに日々パソコンと向き合っているひとは、最初のうちは抵抗があるかもしれない。でもそんなのは慣れの問題にすぎない。オフィスにいようがどこにいようが、極力パソコンには頼らないこと。スマホをあなたの仕事机にするのだ。

それができるかできないかで、時間コスパに決定的な差が生まれるのである。

POINT「すきま時間」を放置して、追い詰められていないか?
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