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今「会社での出世」はどうでもいいと納得できる訳 ライフシフト時代は「誰もが自己チュー」社会だ

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  • 澤 円 圓窓代表取締役
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一方、主語が「人間」なら、人間のために「どうすればCO2を減らせるか」「効率的な電力消費に抑えるにはどんなデザインがいいか」というように、問題は、テクノロジーが寄与して解決できるものとなるでしょう。

人間は、生きているだけでCO2を出しますが、それをどう管理して、安心・安全な発展を続けていけばいいのか。つまり、「人類がどう存続可能な状態にしていくか」がSDGsの本質ではないかと思います。

人生は、自分でデザインする

自分を主語にすることも大事です。これまでの社会では、他者に自分の人生を預ける代わりに、金銭的に人生を担保してもらうといった契約が成り立っていました。正社員と企業の間で交わされるのは、そうしたことです。

『ライフ・シフト2』では、結婚した女性が退職に追い込まれることを「結婚禁止制度」と書いています。それはかつての日本企業のストーリーでもありましたが、同時に、企業が男性社員の一生を保障してくれる制度でもあったわけです。

今はそれが崩れました。会社任せではなく、自分で人生をデザインしなければなりませんが、現状、まだ事例が少ないために、みんな参考となりそうな他者=ロールモデルを求めがちです。

日本人は、教育の問題もあり、出来上がった「正解」を取り入れることはできても、自分で新たにデザインすることには慣れていないのかもしれません。

人生をデザインするには、それが何のためのデザインなのか、最低限生きながらえるためか、人生をより豊かにするためかなどしっかり考え、試行錯誤する時間が必要です。

忙しくてその時間を捻出できないと言う人もいますが、僕は、それは言い訳だと思います。シャワーを浴びる間に考え事をしたり、電車に乗っている間にメモを取ったりすることはできるでしょう。そうしたことに時間を割り当てないのは、その人の選択、意思なのです。

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