部下をその気にさせる｢仕事のゲーム化｣の攻略法 ゲームには｢のめり込む仕掛け｣が多く存在する

皆さんの職場内交流はいかがですか。可視化された状況で、クエスト化されたミッションをステージ化し、一緒に目標達成を目指す。皆さんのビジネスは、ゲーム化できる要素が満載なのです。

ここに書いたことはどれも難しいことではありません。ゲームのように楽しく仕事をするために、夢中になれる仕組みを作る。シンプルで単純なことでも構いません。

ゲーム化が導入できない理由とは

しかしほとんどの組織で、そうはいっても導入されません。なぜ見える化できないのか。なぜストーリー性を見せられないのか。それは、仕事の優先順位が狂い、「作業の完了」にばかり着目されているからです。

ミッションの言語化って難しい……
見える化なんて面倒くさい……
そんな暇があったら、目の前の仕事をやりましょうよ……

そうして「実行すること」「やること」にばかり集中しすぎており、

 やりたくなる
 協力したくなる
 達成感や意味を感じる

といった環境作りにエネルギーが注がれていません。ゲームの世界は逆に、この環境作りにものすごいエネルギーが注がれています。人をハマらせるには、そのための環境を作る必要があるのです。

「やる気がない」「主体性がない」と評価されてしまう人でも、ゲーミフィケーションされた職場では、仕事にのめりこんで楽しんで働けるようになります。何もせずに部下に使命感や強烈なやる気を求めるのは至難の業。ゲーム化という仕組みを使って、部下を巻き込んでいきましょう。

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