(撮影:今井康一)
<編集部より追記(10月1日)> 当記事は、渡辺雄二氏の見解をもとに構成しております。多面的な議論を紹介したものではない点にご留意ください。
疲れたら「グイッと1本」は体に毒?
疲れているときや風邪をひいても休めないとき、もうひと踏ん張りするために栄養ドリンクを飲む人もいるだろう。
科学ジャーナリストの渡辺雄二さんは、「毎日、飲むのはよくない」と注意する。合成保存料の安息香酸Naが使われているものが大半だからだ。
「栄養ドリンクには糖分などの栄養成分がたくさん入っていて腐敗しやすいので、それを防ぐために安息香酸Naを使用します。これは細菌やカビなどの微生物の繁殖を抑える力があるが、毒性が強い」
安息香酸Naを2%および5%含むエサを与え、ラットを4週間飼育した実験で、5%群のラットはすべて過敏状態、尿失禁、けいれんなどを起こして死亡した。
「もちろん市販のドリンクには5%も入っていません。清涼飲料水の場合、安息香酸Naを添加できる量は最大で0.06%。しかし、それほど毒性の強いものを使用していることが問題。毎日飲み続けた場合、胃や腸などの細胞に影響がないか懸念される」
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