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ナゴヤドーム、ご当地グルメがピカイチ 12球団のホームグラウンドへ行ってみた<3>

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  • 伊藤 歩 金融ジャーナリスト
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ところで、2005年以降、観客動員数は実際に球場に来場した人数で開示するルールになったわけだが、未だに水増しは続いているという説は根強く存在する。

本連載開始初日、読者の方からは「水増しに気付かないとはがっかり、もっと勉強してから記事を書け」という厳しいご指摘を頂いている。

水増し問題は、かつて巨人が東京ドームでの主催ゲームでの動員数を、毎試合5万6000人と発表していたことに端を発する。客席が4万6000しかないにもかかわらずだ。

これが問題になり、2005年以降は1人単位までの実数公表になったのだが、今もなお、水増しが続いているとする説が根強く存在することは、筆者もかねてから認識している。 昨年の統一球問題ではからずも浮き彫りになったように、日本のプロ野球界の隠ぺい体質が、プロ野球ファンに拭いがたい不信感を与えているのは事実だ。いくら球団が当日来場者数だと言っても信じてもらえない土壌はある。

球団の販売枚数で発表している?

水増し説の根拠の中で最もメジャーなのが、球団がチケットを売った枚数で発表している、というものだ。球団は年間シートと一般席を自社のサイトや球場などで自ら販売するだけでなく、セブンチケットなどチケット業者にチケットを下ろしている。

チケット業者に下ろした分は売れ残りもあるだろうし、年間シート購入者は来ない日が多い。ゆえに水増しだという。

ただ、筆者自身はこの観客動員数だけはウソをついていないと考えている。というのも、長年神宮に通って不人気カードのゲームを観戦し続ける中で、7~8回あたりで場内アナウンスされる数字が、目の前の観客席の状況から感じ取る肌感覚と、概ね一致してきたからだ。

基本的には入口でもぎった半券の枚数に、球場のQRコード読み取り機で発券した枚数を足せば入場者数は出る。

神宮に関しては、過去2カ月間に3回観戦しており、スタンドを撮影した写真が手元に残っていることもあって、記憶はまだ鮮明だ。あらためて目分量で計算しなおしてみても、観客の数は公表値と概ね一致する。

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【肌感覚では公表数値は妥当】

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