サラタメ「大企業より週3勤&副業」選ぶ本当の訳 鳥の目で人生を俯瞰する最強ライフシフト戦略

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まずは、転職に関する情報発信から始めてみました。チャンネル登録者数は1万~2万人にはなりましたが、これでは著名な配信者には及びません。そこで、もっと間口を広げようと考え、「転職に関する本」を紹介してみました。すると、少し登録者数が増えた。それで今度は、「ビジネス書」に広げてみたところ、さらに増えたというわけです。

人に本を薦めるときに気をつけていること

私はもともと、そんなに読書が得意ではありません。ビジネス書も、「困ったときに手にとって読むもの」という感覚でした。正直、『ライフ・シフト』もそうでした。ところが、今となっては、その感覚こそが、動画配信に生きています。

というのは、私の動画を見てくれている人たちも、自分と似ていて、「なにかに困って情報を求めている」からです。

ですから本を薦めるときには、「この本がはやっているらしい」ではなく、「自分は仕事でこんなことに困っていた。でも、本書を読んで、こんなことを実践してみた」ということを話すようにしています。

動画を始めたことで、クリエーティブへのこだわりをぶつけられるようにもなりました。私はもともと、デザインや、文字と文字の間隔など、ほんのちょっとのことに異様にこだわる性質がありました。

サラリーマン時代は、それが悪い方向に出てしまいました。社長がいいと言っている資料に対して、「それはおかしいですよ」「直感的に僕はこっちがいいと思いますよ」などと率直にこだわりをぶつけてしまい、驚いた上司に制止されるということもありました。

あのまま仕事を続けていたら、上司とぶつかりまくって、左遷される悲しい人生になっていたかもしれません。

でも今では、そのこだわりを副業としての自分の表現に向けられるようになりました。不思議なことに、そうなると、他人に向けて自分のこだわりを押し付けることがなくなり、会社のほうで頑固さが出ることがなくなりました。これは副業のいい効果だと思います。

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