「結婚したい!」コロナ禍婚活で見えた男女の行方

入会理由「孤独死をしたくない」が意外と多い

コロナ禍で男女の結婚への熱量はどう変わったのでしょう。婚活のプロ2人の対談です(イラスト:よこてさとめ/PIXTA)
リモートワークの推進や家での滞在時間の長期化など、コロナ禍で仕事や家庭生活が大きく変わった今、ウィズコロナの婚活市場では何が起きているのか――。
東洋経済オンラインにて人気コラム「仲人はミタ」を連載し、仲人として活躍する鎌田れい氏と、『カップリング率80%超の仲人が教える 恋愛マッチング方程式』を刊行した仲人、高須美谷子氏が、この2年で様変わりした婚活市場の実態を明らかにする。今回はその前編をご紹介します(取材・文:遠山怜)。

――コロナ禍の生活もそろそろ丸2年。ウィズコロナの今、婚活市場には何が起きているのでしょうか。

高須:間違いなく、婚活者の「結婚したい」熱量が上がりましたね。外に遊びにいけなくなって家にいる時間が増えたぶん、家庭への気持ちが増しているのだと思います。おかげで私の相談所では、飲み歩きが趣味の女子の入会が増えました。

隣のレジに家族「ああ自分は1人なんだ…」

鎌田:私の相談所には、40代から50代の入会希望者が増えました。理由は、先行きが不安になったからというものです。ある入会者は「外に遊びにいけないので、大きめのスーパーが“ちょっとしたレジャー場所”になり、みんなが行くようになった」と話していました。

高須:わかります!

人気連載「仲人はミタ」の鎌田れい氏(撮影:編集部)

鎌田:1人で買い物に行ってレジに並ぶと、隣にはファミリー層がいる。何の気なしにカゴを覗き込むと、入っている商品の量が違う。それに加え、家族同士の「これ買ったら日持ちするよね」なんて楽しそうな会話まで聞こえてきて、自分は「ああ、1人なんだ……」って自覚してしまう。

高須:日本結婚相談所連盟の入会状況によると、男性の入会者数が増えたそうですね。ふつう、男性って結婚熱が入るのが女性より遅い傾向があるんですけど、コロナ禍で意識が一変したみたいです。緊急事態宣言下やリモートワーク中だと、誰とも話さない日が増えてくるわけで、仕事を終えてコンビニに行って、夕ご飯買って「これ温めてください」って店員さんに話しかけたときに、初めて「俺、今日、初めてしゃべった」みたいな(笑)。そうなるとつらくなってきちゃう。

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