プロが教える「男の洗顔・化粧水・乳液」の超基本 お手入れのポイントをイラスト付きで解説

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泡立てないクレンジングミルクやジェルの場合
手のひらの洗顔料を反対の手の指で額、両頬、顎に置き、両手の親指以外の4本指でくるくると肌になじませる。擦らないように(イラスト:kaeko)

【化粧水】洗顔後の肌が湿った状態で行うのが大前提

手のひらに化粧水を取り、両方の手のひらになじませたら、手のひらをそっと肌に押し付けるようにして顔全体に広げる。絶対に擦らない(イラスト:kaeko)

基本のスキンケアは、必ず洗顔の直後に行うこと。

「肌が湿っていることで、それが呼び水になって化粧水が入っていきやすくなります(*)。肌が湿っていれば、使う化粧水は少量でも十分です。

パッティングするのではなく、手のひらでギュッと押し込むように化粧水を肌にプレスします。続けることが大切です」。(*)角質層まで

【乳液】実はコレ必須。油分で潤いを肌に閉じ込める

化粧水より多めの乳液を手のひらに取り、反対の手の指で額、両頬、顎に置き、両手の親指以外の4本指で肌全体に優しく広げる。洗顔同様に、ごしごし擦らないのがポイント(イラスト:kaeko)

乳液なんて面倒……という男性も多いかもしれないが、化粧水でしっかりと肌に届けた潤いを油分で閉じ込める役割を果たす乳液は欠かせない。なお、基本のスキンケアが肌になじむまでには実は5分ほどはかかるという。

「ベタつくからといってごしごし塗り込んではいけません。お手入れのあとは5分以上はそのまま放置しておくのがいい。肌が化粧水や乳液を取り込むための時間をできるだけ与えてあげましょう」。

イラスト:kaeko
編集・文:オオサワ系、川瀬佐千子、増山直樹、水浦裕美

教えてくれたのは
コスメキッチン スキンケアトレーナー 下田裕華さん

エステティシャンとフィトアロマの経験で得たナチュラル&オーガニックスキンケアの知識をもとに、全国にて講演会やカウンセリングを行う。
「OCEANS」編集部

メンズファッション&ライフスタイルの情報誌『OCEANS』は、 “37.5歳”をキーワードにした独自の切り口が支持を集め、2006年の創刊以来、多くの読者にご愛読いただいています。2017年1月にはデジタルメディアを大幅リニューアル。ファッションはもちろん、毎日の“オッサンライフ”をもっと楽しくするハウツー情報の配信だけでなく、「対話するWEBマガジン」をテーマに、スナップ、動画、イベントなども展開していきます。

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