誰でも簡単「使った野菜の切れ端」家で再生する技

捨てる前に試してほしい「リボーンベジタブル」

野菜を再生する方法を解説します(写真:ひとり君/PIXTA)
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リモートワークや在宅勤務が定着してきた近年、自宅でできる趣味を新たに始める人が増えています。なかでも、野菜の切れ端を育てて再収穫を目指す再生栽培は「リボベジ(リボーンベジタブル)」とも呼ばれ、特に関心が高まっています。多くの人がリボベジに夢中になる理由とは? プロの農家にアドバイスをする農業コンサルタントであり、農業専門YouTuberでもある宮崎大輔氏が解説します。
※本稿は『キッチンからはじめる!日本一カンタンな家庭菜園の入門本 おうち野菜づくり』を一部抜粋・再編集したものです。

食品ロス削減だけでなく癒やしもある

家庭菜園への関心が一気に高まっています。2020年の私のYouTubeのチャンネル登録者数は5倍超を記録。これは、今までの増加速度とはレベルが違いました。世間では農業系チャンネルの中でも家庭菜園に特化するチャンネルが急増し、どのチャンネルも登録者数を伸ばしています。

2020年に起こった、家庭菜園への関心が高まる出来事とは何なのか。大きな要因は間違いなく、新型コロナウイルス感染症のパンデミックです。ステイホームが叫ばれ、持て余したおうち時間を新たな趣味につぎ込む人が増えるなかで、家庭菜園もその選択肢のひとつとなりました。

家庭菜園のなかでもとりわけリボベジに注目が集まっています。これは、リボベジの持つ5つの魅力に由来すると考えられます。

リボベジの魅力① 種や苗を買わなくていい

リボベジは、野菜の切れ端や捨てるはずだった根元を土に植える、実から種を取るなどの方法で栽培をスタートさせるため、うまく育てれば購入した野菜の何倍にも相当する収穫を得ることができます。芽が出たジャガイモなど、普段なら廃棄してしまう野菜を使って育てる方法もあるので、食品ロスの削減にもつながります。

外出を控え、なかなか遠出ができないと、自然や植物に癒やしを求める人が増えます。近場の公園に出掛けてリフレッシュする、観葉植物を愛でる、という行為と同じように、野菜を育てることでも植物がもたらす癒やし効果を期待できます。

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