日本人も多い「絵を描くのが苦手な人」4大根本NG 「絵心ないコンプレックス」一瞬で解消します!

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絵が苦手な人に多い2つめの特徴は、「平面的に描いてしまう」ことです。

【NG2】「平面的に」描いてしまう

さあ、「ドーナツを描いてみましょう」と言われたら、どんな風に描きますか? 小さな円の外側に、ふた回りほど大きな円を描いて「完成!」でしょうか。

絵が苦手な人に限って、このように「平面的に」描いてしまいがちです。多くの物体がもつ「厚み」や「丸み」「奥行き」などを表現していないことになります。

逆に、「上手な絵」(思わず手を伸ばしたくなるドーナツ)を描くためには、「3Dに見える」こと、つまり「立体感」が欠かせません

「陰影」をつけると「立体的な絵」が描ける

私が考案した「30分方式」のなかで「立体感を出すための簡単な方法」のひとつが「陰影」をつけることです。

たとえば、身近な野菜、パプリカは、光の当たる場所「ハイライト」を意識して陰影のつけ方を学ぶのに、とてもよい題材です。うまく表現できると、「つややかな表面」に光が反射して、新鮮そうに輝いて見えます。

まずは「どこに光が当たっているか」を確認して、その反対側に影を描きこみ、「ハイライト」の部分は白いまま残しておくのです。そうすることで、「物体の丸み」や「光沢」を上手く表現することができるのです。

立体感を表現するために最適な題材「パプリカ」も、レッスンに取り上げている(出所:『誰でも30分で絵が描けるようになる本』)

レッスンをくり返すうち、まるでスケッチブックから飛び出してきそうな、本物そっくりのいきいきした絵を描くことも、夢ではありません!

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