あなたにも出来る! 社労士合格体験記(第11回)--社労士目指して公共職業訓練を開始

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講師を質問攻め

講師は科目によって交代しました。アナウンサー張りに声の通る先生、モゴモゴと聞き取りにくい先生。ゴロ合わせが上手な先生、ただテキストだけを読ませる先生など、さまざまな講師に出会いました。

私にとって社労士の勉強は、すべてが新しいことでした。講義を聞くだけでは、チンプンカンプンで、ついていくのが精いっぱい。だから休憩時間の度に、どんな講師に対しても質問しました。

記憶力が落ちてきている年齢なので、気力だけは保たないと、どんどん置いていかれてしまう焦りもあったことは確かです。でも、いくら説明を受けてもよくわからないこともありました。年金などは覚えた知識がバラバラでうまくつながらないため、覚えれば覚えるほどますます混乱状態に陥るといった状態でした。

生徒から先生へと変身

ところで私は今年6月から、基金公共職業訓練の講師を担当し、「人事・労務基礎科」の社労士受験科目全般を教えています。6年前は生徒だった自分がなんと先生へと変身。

感慨深さとともに、自分が勉強を始めるきっかけを作ってもらった恩返しをしたいとの気持ちが高ぶります。初心者には普段の生活との接点を強調しながら、少しでもわかりやすく、中級レベルの生徒には基本に立ち返り、その上に例外を整理できるように心がけています。

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