地味につらい「カラダの冷え」に有効な4つの対策 冷えた手足には「お腹や背中の温め」が効果的

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身体の冷えの原因はさまざまありますが、大きく4つに分けられます(写真:zon/PIXTA)

今年は11月でも暖かい日が多い印象ですが、少しずつ冬の足音が近づいています。

寒い時期の健康問題として相談が多いものはやはり、身体の冷えです。冷えの原因はさまざまあり、大きく①下半身型②四肢末端型③内臓型④全身型の4つに分けられます。

今回は、それぞれの特徴と対応策についてお伝えします。

セルライトで身体が冷える

①足先~脚全体やお尻が冷える「下半身型」

この冷えは血流の低下が主な原因であり、加齢によって血管が細くなること、運動不足で血行が悪くなること、デスクワーク中や就寝時に長時間同じ姿勢が続くことによって起こります。

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太腿やお尻はもともと脂肪が多く、冷えやすい場所ですが、ここに運動不足や血行不良によって老廃物や余分な水分が蓄積すると「セルライト」という物質が作られます。このセルライトが毛細血管やリンパ管を圧迫することで、血流やリンパ液の循環が妨げられ、さらに身体が冷えるという悪循環につながります。

下半身型の冷えの対策は、運動不足と血行不良の解消です。特にふくらはぎの筋肉は「第2の心臓」とも呼ばれており、意識的に鍛えたり、マッサージをしたりすることで血行を良くすることができます。階段の昇降やスクワットに加え、下半身の筋肉を中心としたマッサージを心がけるほか、デスクワークで長時間同じ体勢が続く場合は、時々立ち上がって歩くことで、血液が滞らないように注意しましょう。

②手足の冷えがメインの「四肢末端型」

秋冬の寒い環境下では身体はまず、内臓を温めようとします。このとき、身体の中心で産生される熱量が運動不足や食事量不足で少ないと、交感神経がはたらき、手足の血管を収縮させて血流を優先的に内臓のほうに回そうとします。その結果、身体の末端に十分な血液が行き渡らず、手足が冷えてしまうのです。

冷えた手足を手袋やカイロ等で一時的に温めても良いのですが、根本的な対策は内臓を温めることですから、腹巻やカイロ、入浴によってお腹や背中をしっかり温めることが効果的です。また、筋肉が多いほどより多くの熱を産生することができるため、運動によって筋肉量を増やしましょう。

なお、ダイエットでの過剰な食事制限にも注意が必要です。食事の消化吸収で生じる熱が少なくなるほか、基礎代謝が下がることによる身体の冷え(④全身型)にもつながるからです。

次ページ身体の表面に冷えが現れない「内臓型」
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