嫌われる人の「イラっとする会話」よくある4大NG 頭ごなしで話を聞かず上から目線で相手を無尊重
名著を参考に、「相手に不快感を与えず、こちらの意見を聞いてもらう方法」をまとめると、以下になります。
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この視点で、先ほどの上司と部下のやり取りを見直すと、次のようになります。
この例の場合、上司はあなたの意見を受け止め、理解と共感を示した上で、
「ただ、自分はこう思うが、どうだろうか?」
と呼びかける形で自分の意見を伝えています。
相手を納得させる
一方的に意見を押し付けるのではなく、相手を納得させること。それによって、プロジェクトの進み方も変わってくるはずです。
また、ワンポイントとして、反対意見を述べるときは、「しかし」でつなぐのではなく、「ただ」を使うと、否定のニュアンスが薄れて、相手の抵抗感も弱くなります。
人は、「自分の話を聞いてくれる人」に好意を抱くことがわかっています。
「話を聞いてくれる人」=「自己重要感を満たしてくれる人」だからです。
自己重要感とは、「重要な存在であると思われたい」「自分のことを認めてほしいという欲求のこと。
逆に言えば、相手のことなどお構いなしに、自分の話ばかりする人は、間接的に、相手の自己重要感を下げることになるのです。
今回の100冊の調査でも、もっとも多くの本に書かれていたポイントは、「会話は『相手』を中心に」でした。
会話には、必ず相手が存在します。
自分本位にならない。独りよがりにならない。相手を中心に進めると、会話は弾むようになります。
では、自分の話ばかりをしないで、相手ときちんと会話をするには、「話す」と「聞く」の割合をどのくらいでイメージしておくとよいのでしょうか?
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