「在宅仕事はかどらない人」典型的な朝の過ごし方 在宅のメリットをいかす時間の使い方とは

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在宅ワークなのに仕事がはかどらないと感じることはありませんか?(写真:takeuchi masato/PIXTA)
テレワークによって通勤に伴う煩わしさなどから解放された一方、なぜか自宅での仕事だと仕事がはかどらない、と感じることはありませんか。在宅ワークで効率的に仕事をするには、「在宅ですべきこと」「だめなこと」を知っているといいでしょう。本稿では、精神科医で作家の樺沢紫苑氏の近著『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』より在宅のメリットを生かす時間の使い方を紹介します。

思うように仕事がはかどらない在宅ワーカー

新型コロナウイルスの蔓延をきっかけに、テレワークを実施する企業が急増しました。東京都の発表によると、都内企業(従業員30人以上)でテレワークを実施した社員の割合は50%前後で推移しています。ここには建設現場や製造現場などでお仕事されるテレワークができない従事者も含まれますので、事務仕事などをされているオフィスワーカーの方はほとんどが経験したのではないかと思われます。

さてそんな昨今、思うように仕事がはかどらない在宅ワーカーが増えています。

「自宅なので集中力が途切れてしまう」
 「午後、眠気に襲われる」
 「朝から深夜まで、1日中仕事をしないと終わらない」

この記事では、だらだらを解消したい方や、仕事のパフォーマンスをもっと上げたい方に向けて、その方法をお伝えします。1人で仕事に打ち込みやすい在宅ワークのメリットを活かすことで、会社にいるよりも仕事の量・クオリティ共にアップさせることも可能です。

【朝・午前中】ニュース、メール、SNSを見ない

在宅ワーカーにとって、朝を活かすことができるのは幸運です。

なぜなら、すっきりした脳を存分に使えるからです。起きた直後の脳は「片づけられて何も乗っていないまっさらな机」のような状態ですので、広々としたスペースを使って効率よく作業をすすめることができるのです。

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