「在宅仕事はかどらない人」典型的な朝の過ごし方 在宅のメリットをいかす時間の使い方とは

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テレワークは、場所と時間にしばられない柔軟な働き方だと評価される一方、長時間労働になりやすいデメリットが問題視されています。雇用主・労働者共にそれぞれの事情があるかと思いますが、「いつでもできる」「あとでやればいい」などと構えていると、効率が悪くなってしまうので要注意です。

そこで、「締め切りと終業時間は必ず守るぞ!」というルールを自分に課すことでパフォーマンスを上げることができ、結果的に良い仕事ができるようになります。

朝から夕方にかけて、きっちりと仕事をこなせたら、夜は自分のために使える時間を持つことができます。家族と夕食を楽しんだり、自分の趣味の時間にしたり、お酒を飲みながらリラックスしたり。

夜は集中力をオフモードにし、1日に緩急をつけましょう。そうすることで、翌日はまた活力ある朝を迎えることができます。

テレワークはこれからも続く働き方

在宅ワークは、仕事とプライベートのメリハリが付けづらいです。しかし、集中力に波があることを知り、その波に上手く乗れるようになると、ワークも、ライフも、共に充実させることができるのです。

『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトへジャンプします)

集中力を活用する簡単な方法は、「集中力の高い時間に、集中力が必要な仕事をする」ことです。そうすることで、仕事の量・クオリティ共にアップすることができます。

テレワークは、コロナ渦に限定した働き方ではありません。それ以前より、政府はテレワーク普及に力を入れていましたし、積極的に導入する企業も増えていました。今後、ビジネスパーソンにとって「どこでも仕事をこなすことができる」というのは、重要なスキルのひとつになってくるでしょう。

今はまさに時代の転換期です。あなた自身の今後の飛躍のためにも、今日からその能力を高めて行きましょう。

樺沢 紫苑 精神科医、作家

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かばさわ しおん / Shion Kabasawa

1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴの イリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。SNS、メールマガジン、YouTubeなどで累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝え、「日本一、情報発信する医師」として活動している。『学びを結果に変える アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)、『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)、『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』(大和書房)など著書多数。

 

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