"顔"で脂乗りがわかる「旬のさんま」上手な焼き方 初心者でも処理は簡単!フライパンでもOK

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こうすると、さんまの皮が網にくっつきません。皮が剥がれても、まあ同じ味ではあるのですが、せっかくなら美しく焼きたいですもんね。

「魚焼きグリルがないんだけど?」という方もいるかもしれません。そんなときはフライパンで焼きましょう。魚体がまるごと収まらない場合には、さんまの肛門のあたりから斜めに半分に切ります。

(写真:吉澤健太)

こうすると肝の部分に刃が当たらずに、キレイに切れます。

(写真:吉澤健太)

両面グリルなら強めの中火で7~8分

今回、野本さんは魚焼きグリルを使用しました。さんまを入れて、両面グリルなら強めの中火で7〜8分、片面グリルなら5分、上下を返してさらに4分焼きます。

(写真:吉澤健太)

焼けました!

冒頭に紹介した詩「秋刀魚の歌」で、佐藤春夫は「さんま、さんま そが上に青き蜜柑の酸(す)をしたたらせてさんまを食ふはその男がふる里のならひなり」と書いていますが、確かにさんまにはすだちやレモンなどの柑橘類が合います。

ギュッと絞って、熱いうちにハフハフ……秋の旬を召し上がれ!

(文/秋山 都 レシピ&調理/野本やすゆき)

(写真:吉澤健太)
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。
最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。
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