(第49回)【2011年度新卒採用戦線総括】「大学階層」により就職意識の差が明確に

●学生の就活意識を測定するOB/OG訪問

志望企業のOB/OG訪問社数(文系)
志望企業のOB/OG訪問社数(理系)
 2000年代にブロードバンドが普及し、学生の就活はWeb依存が強くなっている。学生は就職ナビの情報を通じて業界や企業を研究する。みんなが同じことを同時にしている。就職ナビがない時代は、キャリアセンター(当時は就職課)に行って企業に勤めるOB、OGを紹介してもらい、直接訪問するのが就職活動の常道だったが、Web就活に変わってからはOB/OG訪問はすたれている。
 文理ともに63%の学生が1社も訪問していない。していても1社が多く、10社以上を訪問した学生は皆無と言っていい。
 プレエントリーやセミナー予約は熱心だが、それ以外の活動をほとんどしないのが近年のWeb就活なのだ。学生を全体で見ていると、そういう結論になる。ところが、「大学階層」というレンズを入れると、違う姿が見えてくるのである。

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