社会人でも「勉強を続けられる人」がしていること 挫折せずに学び続けるための6つのルール
社会人は朝の時間をいかに有効活用するかが目標達成のカギです。中には「出社前に時間を作るには、朝4時に起きて、5時から勉強しなくては」という人もいるでしょう。
市販の手帳は、朝8時や9時以降の予定しか書き込めないものも多いので、学習スケジュールをデザインするには不向きです。自分でフォーマットを作る場合も、早朝から記入できるように時間を設定してください。
バカにできない「ながら」学習
隙間時間を使った学習スケジュールも、忘れずに書き込んでください。駅から会社まで歩いている時間や、キッチンで料理をしている時間、お風呂に入っている時間なども、ながら学習の予定としてスケジュール表に入れていきます。
1回の隙間時間はわずか15分でも、1日に4回、5回と積み重なれば、すぐに1時間や1時間半は学習時間を確保できるでしょう。
「机に向かって1時間や2時間は集中しなければ」と考えると、「仕事が忙しくて、とてもそんな時間はない」とくじけてしまいますが、細切れの学習時間をスケジュールにきちんと組み入れていけば、「自分はちゃんと必要学習時間をこなせる」という自信につながります。
朝や隙間時間を中心に学習時間を配分するのがスケジュール作成の基本ですが、1つだけ夜寝る前にやってほしいことがあります。それは、復習です。短い時間で構いませんので、今日学んだことを読み返したり、問題の答えを確認したりして、おさらいしてから就寝してください。
さらに翌朝起きたら、昨晩復習した内容をもう1度確認します。「就寝前+翌朝」のセットで復習することで、記憶の定着がよくなり、学習効率を向上させることができます。
これには、科学的な根拠があります。人間の脳には、記憶や空間学習能力をつかさどる海馬という器官があります。
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